味噌ボールとだしパックで♪自家製本格インスタント味噌汁。
こんにちは、地方在住の専業主婦、なちゅです。
季節の変わり目で疲れが出やすいこの時期。皆さんは毎日のごはん、何を召し上がっていますか?
和食には「一汁一菜」という基本の型があるくらい、汁物は料理の中でも大切な位置を占めています。特にお味噌汁は身体に良いですし、飲むとホッとします♪
でも、一人暮らしの方やお仕事で忙しい方は、メインを作るのも大変。。。汁物はインスタントで済ませるか、そもそもあまり飲まないという方もいらっしゃると思います。
でも、美味しいお出汁(だし)で簡単にお味噌汁が作れれば、きっと毎日飲みたくなるはず!
ということで今回は、「手作りだしパック」と「味噌ボール」を組み合わせた、自家製インスタント味噌汁の作り方をご紹介します♪
毎日飲みたい♪美味しくて健康に良い味噌汁
きっかけは先日、NHKの「きょうの料理」で料理家の栗原はるみさんが、レシピとともに和風だしパックの作り方を見たこと。
栗原さんは、だしパックをたくさん作ってストックしておくことで、毎日美味しいお味噌汁を召し上がっているのだそう。
そのだしパック、家にあるもので作れるということに気付いた私は、さっそく真似して作ってみました♪
だしパックのいいところは、だしの素を使うより塩分が少ないということ。そして何より、素材そのものの味が楽しめること!
若者の味噌汁離れ?
しかし最近、若者を中心としてお味噌汁を習慣的に飲む人が減ってきているそうです。
中には、そもそもお味噌汁を作ることがないあまり「出汁をとる」ということを知らない人もいるのだとか。これでは、美味しいお味噌汁を飲む機会はないですよね...。
でも、簡単に美味しいお出汁でお味噌汁が作れたら、きっとお味噌汁の良さに気付く人も増えるはず!
みんなに嬉しい♪味噌の栄養素
なぜお味噌汁をオススメするかというと、味噌は体にいいこと尽くしだから!味噌には、ビタミンB群やビタミンE、ミネラル、葉酸、鉄、カリウムなど、体に必要なたくさんの栄養素が含まれているのです。
気になる塩分は?
お味噌汁といえば、「塩分が高い」と思われる方も多いと思います。しかし、実は1杯のお味噌汁に含まれる塩分は1.2〜1.5グラム。そんなに高くないのです!
粉末だしの素やだし入り味噌などには塩分が含まれているので、そこはこれからご紹介する自家製だしパックを使えば大丈夫♪美味しくて塩分の少ないお味噌汁が作れます!
美肌効果も期待できる♡
大豆を発酵させて作られている味噌。大豆にはイソフラボンという女性ホルモンに似た成分が含まれており、美肌効果があることで有名です。
イソフラボンだけでなく、大豆を発酵させた味噌は大豆そのものにはない(あっても少量の)良質なアミノ酸やビタミン類を含み、美肌効果がさらに高くなっているのです!
それに、味噌に含まれる遊離リノール酸はメラニン合成を抑える作用があり、しみやそばかすができるのを防ぐ美白効果まであるそう♡
アンチエイジングにも効果的!
また、味噌にはアンチエイジング効果まで期待できます♪
味噌に含まれるサポニン、メラノイジンは抗酸化作用があり、細胞の酸化を防いでくれます。
さらにサポニンはコレステロールを下げ、血管の弾力性を保ってくれる働きがあります。
他にも大豆ペプチドという成分が紫外線による肌ダメージを緩和してくれるのです!
病気予防やリラックス効果まで♪
味噌に含まれるGABA(ギャバ、ガンマーアミノ酪酸の略)という成分は副交感神経を活性化させ、体と心をリラックスさせる効果があります。お味噌汁を飲むとホッとするのは、きっとこの成分のおかげですね♡
GABAは他にも、高血圧の人に対し血圧を下げる効果や、中性脂肪やコレステロールを抑える効果もあるんです。つまり、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の予防や改善にも役立つということ!
味噌ってこんなに万能なんですね♪
自家製インスタント味噌汁の作り方
では、栄養たっぷりの味噌について学んだところで、だしパックと味噌ボールを作り置きする自家製インスタント味噌汁を作っていきましょう♪
栗原流だしパックの材料(1人分)
材料は、こちらの3つだけです。
- かつお節 5グラム
- 干し椎茸 2グラム
- 昆布 3cm四方×2枚
おそらく多くのご家庭で、あまり使われずに眠っている乾物ではないでしょうか?少なくとも我が家ではそうでした。だしパックは、それを活用するチャンスです!
その材料を、お茶パックに入れます。今回は、seriaで購入しただしパックにもなる麦茶パックを使いました。
ポイントは、大きめを選ぶこと。かつお節はかさばるので、大きなパックの方が作りやすいです♪
栗原流だしパックの作り方
まず、キッチンばさみで干し椎茸と昆布をカットします。我が家の干し椎茸は1個5〜6グラムなので、3等分に。昆布は3cm×3cmぐらいの大きさにします。
次に、かつお節をだしパックに入れます。家にあったものは1パック2.5グラムだったので、2パック入れました。
最後に干し椎茸と昆布を投入!
あとはパックを閉じるだけ!これでだしパックは完成です♪
こんな感じで、ボトルに保管すると長持ちするし便利♡ラベルはローマ字で「DASHI」にしました(笑)
クラフトシールとスタンプのラベリングについて、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪道具は100均で揃いますよー!
コロコロ可愛い♡お手軽味噌ボール
では続いて、味噌ボールを作り置きします!
味噌ボールの材料(1人分)
材料は、これだけ。
- 味噌 大さじ1
- お好きな味噌汁の具(乾燥したもの) 適量
我が家ではねぎ、わかめ、きざみ麩が入った味噌汁の具を使いました!かんぴょうなどを入れても美味しそうですね♪
味噌ボールの作り方
最初に、大さじ1の味噌を取ります。
それをラップに置いて、1人分の味噌汁の具を乗せます。
くるくるっと丸めてボール状にし、ラップをねじります。あとはラップが開いてこないようにマスキングテープなどで留めれば完成!
好きなテープなどを使えば、ころんと見た目にも可愛くて気分が上がる、味噌ボールの出来上がりです♡
味噌ボールは冷凍保存もできるので、たくさん作っても大丈夫!味噌をそのまま冷蔵庫に入れておくより便利です。
5分でできる♪本格味噌汁
では、だしパックと味噌ボールでお味噌汁を作っていきます!お出汁が1パックでしっかり取れるので、2人分作ります。
まず、だしパックを煮出します。水の量は、1人分200mlで作っています。今回は2人分なので400ml。栗原はるみさんは沸騰してから2〜3分としていましたが、私は少し濃いめが好きなので3〜4分煮出します。
煮出すとこんなに良い色に。かつおと昆布の香りがふわっとして、いいお出汁がとれました!
出汁が取れたら、味噌ボールを投入。おたまにぽんぽんっと2つ入れます。
味噌は一気に入れず、お箸などを使いながらおたまにお出汁を足し、そこに少しずつ溶かしていきましょう。
味噌を入れてからは、ぐつぐつ言う前に火を止めます。味噌は沸騰させてしまうと、アミノ酸などの旨味成分が分解されてしまうためです。
味噌が全部溶けたら、完成です!
味は...だしの素を使ったときより優しいのに、しっかり出汁が効いていて美味しい♡塩分控えめなのに、こんなにちゃんと旨味が出るのは、やはりだしパックのおかげですね!
自家製インスタント味噌汁で、健康な毎日を
以上、だしパックと味噌ボールで作る本格インスタント味噌汁の作り方をご紹介しました♪
今回作ったのはわかめやねぎなどシンプルな乾燥具材でしたが、何も入れないプレーン味噌ボールを作っておいて、余った野菜と一緒に作っても色んな栄養が取れます。
たとえば塩分の排出を促すカリウムを多く含んだほうれん草やじゃがいものお味噌汁にすれば、塩分を気にせずさらに健康的に♡
食物繊維を多く含んだきのこ類やナス、ごぼうなどのお味噌汁も美味しくて便秘解消に効果的です!
色んなアレンジを加えながら、美味しいお味噌汁を食べて健康な毎日を過ごしたいですね!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
他にも、こちらのレシピ記事が人気です。
ツイッターのフォローはこちら。ブログの更新情報が届きます。時々、日常のくすっと笑える出来事もご報告します。